骨の密度がある一定の状態よりも低くなると骨粗鬆症と呼ばれます。
骨量は、成長期に増え続け、20〜30代をピークに加齢とともに減少していきます。これは一種の老化現象ですが、特に女性は閉経後、女性ホルモンの欠乏により急激に骨量が減少し、70歳ぐらいでは約半数の人が骨粗鬆症となります。
最近、高齢化が進む中、骨粗鬆症が原因での骨折が増加しています。骨粗鬆症に伴う骨折の好発部位としては、下位胸椎・腰椎が最も多く、他に大腿骨頚部などの部位も転倒により骨折が起こり、寝たきりになってしまう人が多く見られます。寝たきりの原因の第3位が骨粗鬆症による骨折が原因と言われています。また、現在若年層においても、無理なダイエットや偏った食生活によって骨密度の減少を認める場合が増加してきています。
骨密度測定の検査時間ですが、1部位につき約3分間仰向けに寝ていただくだけで測定できます。また、被曝量は、年間自然被曝量の1日分にも満たない程少量で、全く心配ありません。